別府市にすむナナフシたち まとめ by オオクワランド
ookuwaland - 2026年9月18日
実は私は、クワガタ飼育のほかに
日々ウォーキングしながら、植物や昆虫の観察をするのが趣味です。
これまでいろんな生き物を観察、飼育してきました!
今回はナナフシについて
ここ何年かの記録と記憶を頼りに
まとめていきたいと思います。
<ナナフシモドキについて>
ナナフシモドキという言葉を聞いて、みなさんどう思われますか?
例えば、カマキリモドキという昆虫がいます。
小さなからだに似合わぬカマを持ち、その恰好はまさにカマキリ!
しかし、カマキリとは全然異なり、超弱い昆虫です。
つまり、昆虫名にモドキとついていればふつう、〇〇に似て非なるもの。という感覚を持つのではないでしょうか?
しかし!ナナフシモドキというのは違います。
ナナフシ(という昆虫)に似て非なるものではなく、ナナフシの元祖のような存在です。
ナナフシという名をきいたとき、こう思いません?
「節がななつあるいきもの」
実は子供のころ、私もそう思っていました。
しかし、真相は違います。そもそも節七つじゃないしね。
ナナフシというのは実は枝のこと。
そう!ナナフシモドキというのは枝に似て非なるものという意味だったんです!
そしてそのナナフシモドキをはじめとする昆虫群をナナフシと名付け、他のナナフシは○○ナナフシという名前になってるわけです。
<ナナフシモドキとエダナナフシの見分け方>
最もよく出会うナナフシといえば、ナナフシモドキとエダナナフシではないかと思います。
これらはいずれもよく似ていて、おそらくナナフシに詳しくない人は種類が違うとは思わないかもしれません。
しかし!それらには明確な違いがあります。
おおよその見分けとしては、エダナナフシの方が大きめの個体が多い。
また見慣れるとフォルムが違う。
でも、これだと経験積まないとわからないってことになりますね。
ではその違いをお見せします!

ナナフシモドキの幼虫の頭部。
頭から伸びてる2本の触角が超短いですね。

エダナナフシの幼虫の頭部。
2本の触角が前足よし前に出るくらい長いですね!
このように、確実に見分ける方法としては触角を見るのが正解です!
写真は幼虫を使ってますが、成虫でも同様に
ナナフシモドキ・・・触角が短い。エダナナフシ・・・触角が長い。
これで100%見分けられます!
今度見つけたら試してみて下さい!
<オスが異常に少ないナナフシ>
実は、ナナフシは野外で出会ったとき、ほとんどがメスです。
そして、ナナフシのなかまはそのほとんどが単為生殖します。
通常の昆虫は、オスとメスが出会い、交尾が成立すると
オスが出した精子とメスの体内の卵が合体することで受精が起こり
その結果、産卵して子孫をふやしていきます。
ナナフシのなかまの大半はメスばかりでオスが少ないので
メスが単独で卵を産むことができるようになっています。
交尾なしで産卵できるのです。これが単為生殖です。
ちなみにここ数年の間の私が観察してきた ナナフシの数についてまとめておきます。
エダナナフシ 約480匹 うち♂約55匹
ナナフシモドキ 約320匹 うち♂1匹
トゲナナフシ 約75匹 うち♂0匹
トビナナフシ 約40匹 うち♂0匹
という感じです。
エダナナフシは比較的オスを見釣Kることが可能。多くはありませんが、毎年見れます。
ナナフシモドキはなんと!数千匹に1匹の割合でしか見つからないらしいです。
実は見つけた1匹は、ナナフシの細かい知識を知らず、あまり興味がないころにたまたま見つけました。
知っていれば、標本とかにしたかもしれません。
トゲナナフシは昔の図鑑ではオスがいないと表記されていたらしいです。
あるときオスが発見され、非常にまれと書き直されたそう。
そしてこれまでも、おそらく全国で数例しか見つかってないようです。
トビナナフシはトゲナナフシほどではないにせよ、やはりオスがかなり少ないのと、そもそもトビナナフシそのものがなかなか発見できないので、オスを見つけるのは至難の業でしょう。
というわけで、私がナナフシを毎年観察するようになったのは
いずれ全種のオスを発見したいからです!
<別府にすむナナフシのなかま>※宮脇調べ
あくまで私が確認した別府のナナフシは5種!
①エダナナフシ

エダナナフシ♀

エダナナフシ♂
メスと違って小さく、からだのあちこち特に足に高t句がある。

エダナナフシ交尾中。
②ナナフシモドキ

ナナフシモドキ♀


飼育下のナナフシモドキ♀の脱皮。
幼虫を採集・飼育し、脱皮して成虫になるところを観察しました。
③トゲナナフシ

大きいものが成虫、小さいものが幼虫。


いずれもトゲナナフシ♀
このようにトゲナナフシは木の幹に泊まってることが多い。
④トビナナフシ

トビナナフシ幼虫

こちらは成虫。からだの半分もない短い羽があるのはお気づきだろうか?
これで飛ぶことはできない。
余談だが、このトビナナフシ、実は別府ではある1か所でしか見つけていない。
そして樹種はコナラでしか見たことがない。
もちろんほかの場所、ほかの樹種にもいるのだろうが・・・。
この場所だと毎年見れるが、他の場所で1匹も見つけていない。
もしかするとかなり局所的に生息するのかもしれない。
⑤タイワントビナナフシ

なんと!この夏!人生初!初めて発見しました!

日本のトビナナフシと違い、けっこう大きめの羽で、長距離はムリそうだが飛ぶことができる。

我慢しきれず手に載せました・・・。
しかし!推奨しない!
ほかのナナフシはさわってもなんともないが・・・。
このタイワントビナナフシは超くさい!
独特のにおいがある。
さわるときは覚悟して!
実は飛ぶとこ、動画に撮ってます。
編集してナナフシ動画をつくるつもりなのでもし出来上がったらぜひ見てくださいね!
(もちろん、できたらお知らせしますので)
今回はナナフシについていろいろ書いてみました。
私なりの知識なので、不足してたり、間違ったりがあるかもしれませんがごかんべんを。
これで興味出た!という方はぜひ!草むらで探してみてください!
ナナフシを観察しつつウォーキングする記事を
別ブログの方で書いてますので、よろしければそちらもご覧ください!→学習塾RainBowブログ
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